2024年記事一覧
『健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)』に認定
『健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)』に昨年度に続き認定されました。
健康経営優良法人認定制度とは、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから評価を受けることができる環境を整備することを目的に、2016年度に経済産業省が創設した制度です。
※詳細につきましては、下記をご参照ください。
経済産業省 ホームページ https://www.meti.go.jp
トップページ>ニュースリリース>ニュースリリースアーカイブ>2023年度3月一覧>「健康経営優良法人2024」認定法人が決定しました!
記事URL https://www.meti.go.jp/press/2023/03/20240311004/20240311004.html
貨物船『むかいしま』就航
2024年2月17日リチウムイオン電池搭載型電気推進貨物船『むかいしま』が就航しました。
船舶仕様としては、880KWのLiB(リチウムイオン電池)と電気推進システムを併用し、最適な制御・マネジメントを実施する事で、省エネ、省労力、高安全性、簡易かつ精度の高いメンテナンスなど様々な運用効果を得る事が可能となっています。その高経済性・低環境負荷性能は基より近年の内航海運業の改善テーマである船員労務負荷低減・船内環境改善効果が実現されれば内航貨物船のモデル船型となり広く普及する事も期待されています。
本船は、昨今のトレンドである、低い環境負荷と省エネ性能は勿論の事、特に内航海運業界、そこで働く人たち全て、船員、船主、オペ、工務監督、修繕技術者の働き方そのものを、改めて考え直し、再定義していきたいとの思いを込めて、仕様検討の段階より造船所、各機器メーカー、流体エンジニアリング、船員、船舶修繕のプロフェッショナルと、内外問わず多くの専門技術者と長時間の協議を繰り返し、思考錯誤を重ねてきました。そこには今の内航海運を少しでも良くしていきたい、将来ここで働く人にとってよりよい世界としたいとの確固たる思いがありました。
弊社は「むかいしま」就航と共に、日本の産業を支える内航海運物流及びそれに関わる人々全ての発展、幸せの創造に貢献したいとの希望と思いを形として明確化しました。これからも海運業界に関係するすべての人々のため、お客様、業界関係者の皆様のご指導、お力添えをいただきながら尽力してまいります。
▼安全祈願祭
▼LiB(リチウムイオン電池)
▼推進モーター/発電機
▼監視室(監視盤)
『フリート』とは、船団を意味します。
内航業界の船員不足や船舶管理者不足が深刻化するなか、向島ドックが直接船舶を所有・管理することにより、船主もしくはオペレーターの視点でコア事業である船舶修繕を見つめ直し、ドックからドックの間でトラブルのない状態を最小のコストで提供する『安定航行供給業』の構築を目指しております。
しまかぜ
総トン数 | 499トン |
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重量トン数(D/W) | 1,680トン |
全長(AO) | 76.2M |
幅(型) | 12.0M |
速力 | 11.0ノット |
機関出力 | ディーゼル機関 1800PS |
建造(竣工) | 2015年10月 |
はいぱーえこ
総トン数 | 499トン |
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重量トン数(D/W) | 1,700トン |
全長(AO) | 74.0M |
幅(型) | 12.0M |
速力 | 12.0ノット |
建造(竣工) | 2017年06月 |
うたしま
総トン数 | 499トン |
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重量トン数(D/W) | 1,700トン |
全長(AO) | 76.19M |
幅(型) | 12.0M |
速力 | 11.0ノット |
建造(竣工) | 2019年02月 |
むかいしま
【中国運輸局】「造船業・舶用工業の集積地である自治体と業界の将来像について考える懇談会」が開催
2月6日13時より、中国運輸局主催の「造船業・舶用工業の集積地である自治体と業界の将来像について考える懇談会」が弊社にて開催されました。
会議では、久野社長の講演他、弊社内の工場見学や、オブザーバーとして尾道市立大学の小川教授や八木先生、尾道市移住定住コンシェルジュの後藤様をお迎えし、人材不足を課題とした取り組みなどについての意見交換会が行われました。
中国運輸局 プレスリリース https://wwwtb.mlit.go.jp/chugoku/00001_01838.html
工場見学では、各現場責任者が弊社の取り組みなどについて発表させていただく機会もいただきました。
また、意見交換会では、ファシリテーター役を尾道市移住定住コンシェルジュ後藤様が務められ、大変活発な意見交換が行われました。
今後も造船業・舶用工業の発展につながる取り組みを行政の方や地域の方々と一緒に考えていきたいと思っております。